城 跡
1.下山城跡 四方土塁の典型的な城館で南と東に空堀がある。北の一段下も郭(曲輪)の一部で井戸跡が あり、虎口部分に土塁がみられる。城から北100mの地点に、下山城屋敷と呼ばれる館跡が あり、北と西に土塁が残っている。
下山城屋敷は下山城の城主の居館 だったそうですが残念ながら最近造 成されてしまって土塁等が壊されてし まいました。
(旧伴定之氏宅跡)
下山城は近隣地域を代表する城で 1309年に築かれ1582年に滅んだ 城となっています。その間273年間、 数々の戦功と功績を残しております。
(下山の沿革、中世の項参照) 図参照 上:下山城屋敷 下:下山城
2.津山城跡 他
津山城 甲賀郡水口町下山字細差 下山北城と並んで築かれていて、城主は津山左京と伝える。主郭は自然地形を活用し ているので、東、北、西三方の土塁は雄大で空堀が取り巻く。城は大きく三段に分かれ 中断は、東と西の二郭に分かれている。最下段の三郭は土塁に囲まれていて平素の 館があった所か。 下山北城 甲賀郡水口町下山 伴氏の支城といわれ、津山城の東に隣接し、四方土塁としている。虎口前は武者隠し を兼ねた土塁と空堀があり、虎口を入った両横土塁上には平地を設けた遺溝がある。 津山城 福井、松鹿、高山、寺岡、藤井、福田、西本、穂積、柘植(1985.3.24) 下山北城 福井、松鹿、藤井、谷戸、大花 (1983.12.4測量)
西迎山城跡 西迎山城跡(津田進氏作業場裏山林)
東迎山城跡 東迎山城跡(迎山集会所東側の山林)
東迎山城 ・ 西迎山城 甲賀郡水口町下山 両城とも伴氏の城と伝える。どちらの城も四方土塁型で周囲に空堀や水堀がある。 西迎山の方は丘陵が斜面であり、南背後土塁のは切り込み式で高い。
東迎山城・西迎山城 福井、寺岡、藤井、西本、秋永、柘植 (1983.12.4測量)
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