菅谷自治会シルバー同好会の結成と解散
1.平成4年、菅谷シルバー同好会が発足した。
初代会長は小田登氏が務め、会員10数名で日帰り又は一泊旅行やグラウンドゴルフ
(以下「Gゴルフ」という)ほかの行事を実施していた。
2.平成6年には会長を本岡佐治雄氏に交代したが、この頃より脱会者が発生し、次第に
活動が縮小の傾向となっていった。
3.菅谷自治会はシルバー同好会に助成金を交付していたが、平成8年度をもって助成金
の請求がなくなり、会は事実上解散状態となった。
菅谷第三日曜会の結成と活動の経過(平成12年仮発足・15年正式発足〜現在まで)
1.平成12年6月、60才以上の区民有志により「雑談会」を開催して集会所で顔合わせを
行った。
毎月第三日曜日に例会を催そうと意気投合して名称はすぐ「菅谷第三日曜会(仮称)」
に決定、会長は山本正夫氏、会の顧問には三好眞澄区長の就任をお願いした(その
後、菅谷区長には毎年会の顧問就任をお願いしている)。
一方、菅谷地区では高齢者の一部にGゴルフ愛好の動きが広がりつつあった。そこで、
第三日曜会有志は雑草の根株がフェンス沿いに密生していた草の根広場の根株堀り
起こしと整地にその年一杯取り組んでいった。
年末には第三日曜会の中にGゴルフクラブが結成され、毎週3日を定例練習日として
次第に多くの高齢者が集う交流の場として発展していった。
2.同9月には、「菅谷第三日曜会報(仮称)」の創刊号を発刊し、菅谷区の60才以上の区
民に参加の呼びかけを行い、10月には一泊親睦旅行を実施して仲間の結束を図る場
となった。
当時菅谷区は区民世帯増加の中、区の活動への無関心が悩みとなりつつあった。そこ
で第三日曜会は菅谷区三役と連携を密にとって、区の諸活動に率先参加することを会
の目標の一つにしていくこととした。
平成14年には納涼祭に初めて
模擬店を出店し、第三日曜会の
活動を区民各層に周知すること
に努めた。
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3.平成14年3月、菅谷区の定例総会で菅谷第三日曜会は菅谷区の正式な高齢者組織
と認知決定され、6月に第三日曜会の正式発足総会を行って会則の制定、年間活動計
画の策定、初代会長に山本正夫氏、顧問に年度の菅谷区長及び民生児童委員の就任
をお願いし、本格的に活動をスタートさせた。
第三日曜会発足総会
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また同時に、水口町老人クラブ連合会及び伴谷地区老人クラブ連合会に加入し、上位
組織の諸活動にも積極的に参加していくこととなった。
平成18年度現在定着している主な活動行事は次のとおりである。
@組織活動(機関運営)
毎年2回の総会・親睦会(新年会)、毎月第三日曜日に役員会を開催
親睦会(新年会)の様子
A体育活動
Gゴルフクラブ活動の推進(毎週3回の定例
会)高齢区民健康講座の開催
菅谷第三日曜会の発足により高齢区民を中
心にGゴルフが盛んになり、近隣地域で話題
となるほど幾人もの上達者が育ち、県大会
や全国大会県代表に選ばれる優秀者が育
っている。
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週三日(火・金・土)のグランドゴルフを楽しむ |
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B文化活動
日帰り旅行、一泊旅行、カラオケ、将棋、麻雀、区が主催する「菅谷サロン」活動
の運営
協力
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日帰り旅行 |
将棋を楽しむ |
C広報活動
広報紙「菅谷第三日曜会報」の発行(平成18年9月現在第38号を発行)。
D菅谷区の活動行事への積極参加
納涼祭、敬老会をはじめ菅谷区の諸活動への積極参加、子供会との連携協力
E甲賀市老人クラブ連合会の活動行事への参加
平成15・16年度には子供会行事「お楽しみ会(12月)」に菅谷区と協力して「餅つき」
を実施し、平成17年には第三日曜会の有志が「菅谷子供みこし」を作成して寄贈し、
納涼祭で子供たちと曳き回す夏の風物詩的取り組みが始まった。
「菅谷子供みこし」の巡行は水口テレビが取材されて放映されている。
また、滋賀県老人クラブ連合会の機関紙「いきいき近江」の18年4月号では、記者の
取材を受け菅谷第三日曜会のユニークな活動が大きく紹介された。
平成18年4月、新会長に角勝利氏が就任され、会員51世帯、男性38名、女性35
名、
合計73名の会員数となっている。尚、菅谷区の60才以上の区民は約140名程
度と推定され、第三日曜会はその過半数は確保したいと新会員加入の呼びかけに努
めている。
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