1.集会所の建設
@昭和53年に発足した菅谷自治会は会員の順調な増加、自治会組織の定着とともに昭和
56年頃には活動拠点として集会所の建設を待望する機運となっていった。
A昭和57年に「集会所建設実行委員会」が発足し、具体的な建設をめざす場所、集会所の
規模、建設費用等について情報収集と調査活動を進め、同年9月、1世帯当たり自治会費
月額500円に集会所建設資金月額800万円を加えて78世帯を対象に徴収を開始した。
B昭和58年には集会所建設用に町から新たな借地は困難と判断し、当時町より貸借してい
た児童遊園地(現、集会所の用地)を集会所建設用地として6月に町と貸借契約を変更締
結した。
その後は、建設業者を山区の池本工業に決めて柏木神社に地鎮祭をお願いし、あとは一
気に建設工事が進み11に竣工式を執り行い、ここに自治会悲願の「菅谷集会所」が完成
した。
・集会所の竣工に際しては近隣区、各種友好業者、自治会有志よりお祝い金や集会所の備
品
その他多数の寄贈があり、多くの方々の祝福とご支援により自治会発足以来の大事業
が成
った。
C集会所の構造、建築費用等は概略次のとおりであった。 |
建物の構造 : 木造平屋建て、玄関、廊下、炊事場、和室、大広間
男女別トイレ、総床面積約134u
建設の費用 : 総計 814万円(池本工業社への支払額)
内訳 県及び町の補助金 約537万円
自治会(含、滋賀銀行借入金) 約277万円
(借入金の利息込約229万円の完済は昭和62年8月)
建設の業者 : 池本工業(株) |
集会所の増築
@平成8年12月、自治会員の増加が続く中、総会などでは出席会員が時には会場に入
れず
廊下まで溢れる状況となり、集会所の手狭が強く意識されていたが、三役及び自
治会長
歴任者会議を開催して、集会所の増築につき基本的な検討をおこなった。
A平成9年2月以降、集会所増築検討委員会を2回にわたり開催し、3月の総会で資金
対
策を含めて集会所増築計画の議案が承認された。
B平成9年5月、納涼祭前完成を目指して増築工事が着工され7月末に竣工し、菅谷自
治
会発足20周年を記念する慶ばしい事業となった。
C集会所増築の規模や費用等は次のとおりである。
増築の規模 :
大広間を南側に拡張し、袋戸棚、南玄関の新設、大型
エアコン新設、
計36.44uの増築。従前の面積と合わ
せると総計約171uの
床面
積となった。
増築の費用 :
総額約758万円(内、大型エアコン約75万円)
(自治会積立金約683万円、町補助金75万円)
工事の業者 : 池本工業(株) |
3.集会所屋根葺き替えその他補修改善工事
@平成14年には懸案となっていた幹線道路から集会所駐車場への入口の拡幅及び側
溝の抜本的な改修工事、高齢化に伴い足の不自由な区民の要望を踏まえて女子トイレ
に洋式
トイレ導入の工事を行った。
A平成15年、以前より集会所の雨漏りが散見されており、雨漏りの影響で炊事場北側の
壁も老化が進んでいることから、集会所屋根葺き替えその他の改修工事を決断し、7月
に臨時総会を開催して資金対策を含む計画を決定した。
・工事は区民の業者である片淵創建社を中心に墨田建築社等の共同工事として8月に
竣工
した。
B本工事の概略及び費用等は次のとおりであった。
工事の概略 :
集会所瓦屋根の葺き替え、北側炊事場壁の再生工事、
和室床の間
の棚作成及び床の間前面のクローゼット化
工事の費用 : 総額240万円
内訳:町補助金75万円、区の積立金165万円
工事の業者 :
片淵創建社を中心に墨田建築社など |
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