2.地形・地質・山・河川・道路・交通

  @ 地形地質
   伴谷地区は日野川と野洲川にはさまれた水口丘陵の西部に位置し、樹枝状の開析谷が発達
  しています。地質は、丘陵地には新第三紀鮮新世の古琵琶古層群蒲生累層が分布しています
  が春日、八田、下山境界付近には年代末詳(古琵琶湖層群よりは古いと考えられる)のレキ
  (礫)層が分布しています。また開析谷の谷底には第四紀沖積世の砂、泥が堆積しており、水
  田として利用されています。
  
  A 山
  赤禿山は、山と蒲生町鈴の境に存在
  高松山は、八田、春日、下山と下田の境に存在
  高塚山は、八田と蒲生町の境に存在
  薊谷山は、八田と蒲生町の境に存在

  B 河川
   野洲川の支流なる思川と思川の支流の坊谷川で、思川の河川改修を昭和28年(1953)度よ
  り、昭和58年(1983)度までの約30年間にわたり実施し、思川の源流は松尾と日野町別所境よ
  り始まり、坊谷川は大字春日字安養坊池と田首池より始まる。日野川の支流なる祖父川は春
  日と伴中山の境より始まる。
   
 C 道路 
   主な道路
    県道春日竜王線 県道水口竜王線 県道泉日野線 県道増田水口線 県道山松尾線 
       県道山名坂線
   主な橋
    城之橋  城ヶ峰橋  長徳橋  馬場橋  泉高橋 
  
 D 交通

   昭和7年(1932)時の国鉄自動車課長の菅 健次郎氏が水口町出身ということもあり、国鉄バ
  スが水口と三雲間を運行し、後に昭和24年(1949)7月滋賀交通も運行しました。その後、水口
  工業団地、湖南工業団地が近くにある為、自家用車と工場へ出入りする貨物自動車も多く
  通量頻繁となった。