3.経費について。
@換地処分、確定測量 (公図作成費を含む)その他、150万円
A換地処分費、確定測量費については、水口町に補助申請中
B伴中山特別会計(受益者拠出金)は昭和56年9月現在290万円
C経費の不足分については検討
4.払い下げ完了。
昭和57年3月に入り県土木事務所用地課に於いて書類作成。公有財産審議会にて4月
下旬、審議を経て、反当り298,000円で決定される。7月24日.河川印特別会計定期預金、
利子を含め3,142,000円を解約用地代金。1,704,000円を国庫に納入。換地、測量、登記
費86万円払い下げ促進費等、諸経費を清算残金462,000円を区の会計に繰り入れた。
此処に区民の20年間の悲願が叶い地権者の登記事務が完了した。最後に種村県会
議員のご努力に感謝し、敬意を表するものである。
(4)坊谷川災害関連事業概要書
1.流域の概要
坊谷川は、水口町の北西部に位置し、其の源は日野町境にある標高182.7mの丘陵部に
端を発し水口町春日・伴中山を縦走して思い川に合流している。
其の流域面積3.0㎢ ,流路延長3.5qの一級河川である。当該河川は、近年宅地造成
ゴルフ場、又、圃場整備等の大規模な開発による急激な流域の地形変化に伴い、流出
量が増大し出水による被害は年々増加する一途であった。
特に伴中山地先に於いては、昭和55年5月31日〜6月1日にかけての集中豪雨により、
その河川流路の大半が決壊し、田畑に甚大な被害を被ったため、昭和55年度に於いて、
災害関連事業として採択され着手した。
2.事業の目的
この災害関連事業は、単に現状復旧に止まらず、治水対策として河積の拡大、河道線形
の是正などを実施し、今後の被害を未然に防ぎ、民生の安定を図るものである。
3.工事緒元
所在地
:水口町大字伴中山
河川名
:1級河川「坊谷川」
工事月日:昭和56年2月〜昭和58年3月
総事業費:2億2400万円
4.設計緒元
流域面積
:30㎢
計画高水流量:30d/分 10年確立 (思川合流点)
23d/分 10年確立 (岩谷川合流点上流)
5.工事概要
全体施工延長:L=1.058m 護岸積みブロック:A=5.047u
床止工 町道橋 2基 農道橋 2 橋水路橋 2橋
ポンプ取水工 1基用 用地保障1式
6.年度別事業費
昭和55年度 8,000万円 L=269m
昭和56年度 7,750万円 L=451m
昭和57年度 6,650万円 L=338m
7.用地取得費
30,540,260円 (8.257.3u)
8.付帯事業
坊谷川改修工事に便乗して彼岸田小規模土地改良を町単属事業として25筆 ・8.499uを
整備する。工事費は175万円。内40%の768,000円 を町より補助金として受け取る。
(10アール当たり、約115,500円)。現在の圃場なっている。
昭和58年3月24日坊谷川現地で関係者相集い神事で竣工報告祭を行う。
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